TTP142　8000系軽量車屋根板

■8000系軽量車屋根板
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イベント限定の「8635Ｆ赤緑帯編成改造パーツ」若干数のみ通販対応でございます。
10両分屋根板+アンテナや手すりなど細部パーツ+デカール10両分で10,000円とお買い得です。
ご希望の方はどうぞご利用ください。


8000系軽量車屋根板（真鍮プレス製）好評発売中です。実車写真：左が軽量車・右が非軽量車（GM板キットのプロトタイプ）違いがお分かりになるでしょうか・・・？

東横線・田園都市線・大井町線で活躍した8000・8500系のうち、1980年度製造の一部と1981年以降製造の全車は、車体を軽量化されたいわゆる「軽量車」として製造されました。
この軽量車は、新5000系列登場以前の全車健在時点で、東横線・大井町線の過半数の編成の中間に１～３両、田園都市線8500系の全編成に最低2両が連結されていました。また8500系では8631以降の編成は編成全車が「軽量車」として落成し、その中には「TOQ　BOX」号の8634編成や青帯で異彩を放つ8637編成、最終増備でVVVF組み込みの8642編成、現在は大井町線で活躍している５連４本も含まれています。

このように8000系列の編成組成に重要な存在である軽量車ですが、模型的視点で見ますとその屋根Rの違いを再現したいにもかかわらず、軽量車車体とのイメージの違いが製作上のネックとなります。厳密には屋根立ち上がり部分のコルゲート位置なども異なりますが、GM板キットの側板をそのまま使用し屋根だけを交換する簡便な工法で「らしく」製作できるよう設計しました。

近く引退が見込まれる東横・大井町線の8000系や、東武線への乗り入れや大井町線への転籍で運用範囲が広がった8500系のバリエーション製作をされてはいかがでしょうか。

8000系軽量車屋根板　TTP142　本体価格2,800円

・内容　真鍮プレス・一部穴空け済み屋根板2両分＋パンタ脇ランボード1両分
（ランボードの分売はありません。不足分はプラ板などから同じ形のものを各自製作して下さい）

・仕様：真鍮プレス折り曲げ屋根板。ランボードも真鍮プレス製。どの形式でもクーラーで隠れる部分のみ、クーラー取り付け穴を開けてあります。ただし穴自体は数種類あるクーラーすべてに対応するため小さく、開口部を広げる必要があります。開口の目安としてご利用ください。パンタの取り付け穴も空いております。ランボードは一両分のみ付属しますので、パンタ付車両にする場合はパンタ脇に接着剤かはんだで固定してください。配管と先頭車のアンテナの取り付け方は各自研究工夫してください。

・使用方法
GM東急8500系板キット(418番)の屋根板の代わりにこの製品を使用します。
まずキットの説明書通りに、側板と妻板を組み、□型にします。それから現物あわせで妻板と屋根のあわせめを薄く削り、屋根板が隙間なく妻板の上にかぶさるようにして、屋根板を接着します。真鍮製ですから接着は瞬間接着剤を使用してください。
固着したら、接着面を稼ぐため、車体裏側全長にわたり、別途用意する１ミリ角程度のプラ棒を接着すると強度が保てるでしょう。
また妻板上部と屋根板の接合面はほんらい銀色に塗装される部分ですから、慎重に瞬間接着剤やパテで隙間を埋め、平滑になるようやすりがけをしておきます。
ブラスクリーンやサンポールなどで酸洗いをしてから、中性洗剤で車体を洗浄し、プライマーを吹いてから、屋根のグレーと車体の銀色を塗り分けます。
張り上げ屋根の車両（１２－３次車と１３次車）にする場合は、このときに塗り分け線を肩にすることで簡単に再現できます。
クーラーはGM製東急8590系キットに付属の凹みのあるタイプなどに交換するとさらにリアルになります。

２点とも左が今回の屋根板を使用して改造した作例、右がGMキットのまま（非軽量車）です。
	屋根板にはパンタや一部クーラーの取り付け穴があいており、位置決めは簡単です。
	屋根曲率が変わることから、屋根板パーツは車体全長分（妻板の厚みも含めて）製作しています。妻板側を削って屋根板をその上にかぶせてから、隙間を埋めて仕上げます。作例は隙間埋めのやすりがけがまだ甘いようですね。工作を簡略化するため、一部の手すりは仕上げの際に消去していますが、あまり目立つ部分ではないので、スッキリ仕上げることを優先したしだいです。

2014年7月17日更新